2022年11月8日(火)に、日本全国で皆既月食が見られます!
さらに今回は、月食の過程で、月が天王星を隠す「天王星食」も起こるという、かなり貴重な機会なんですね♪
皆既月食は数年ごとに起こりますが、月が赤く見えるの一体なぜなのか、不思議に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事を読まれている方はこのような疑問をお持ちではないでしょうか。
皆既月食の時って、なんで月が赤くなるの?
皆既月食が起こるのはどうして?
- 皆既月食で月が赤く見える理由とは
- 皆既月食が起こる仕組みについて
2022年11月8日皆既月食が観測
2022年11月8日(火)の夜、日本全国で皆既月食が観測されます!
<11月8日は皆既月食>
— ウェザーニュース (@wni_jp) November 1, 2022
2022年11月8日(火)夜、日本全国で「皆既月食」が起こります。月が地球の影に完全に隠されて、神秘的な赤銅色の満月が見られる天体現象です。
次回、日本で皆既月食が見られるのは2025年9月8日で約3年後。この機会をお見逃しなく!https://t.co/qMPBZAagfx pic.twitter.com/fHclPiF95B
日本で皆既月食が観測されるのは、2018年1月31日から、約4年9ヶ月ぶりとなるんですね!
さらに、次に全国で皆既月食が見られるのは、約3年後の2025年9月8日となるようです。
今回は、皆既食の時間が比較的長くなる見込みとされています!
皆既食の始まりから終わりまで、約86分間にわたって皆既月食を見られるので、ゆっくり観測できますね♪
月が完全に隠れるのは、19:16頃~20:42頃となりますね!
皆既月食が赤く見えるのはなぜ?
2022年11月8日(火)の夜、日本全国で皆既月食が観測されます!
皆既月食が起こると、月が赤く見えますよね。
一体なぜ赤く見えるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
皆既月食の時に月が赤く見えるのは、
散乱
という現象が関係しています!
これは、夕陽が赤く見えるのと同じ原理なんですね。
太陽の光には、赤や青など色(波長)の異なる、7色の光が含まれています。
その太陽の光が、地球の周りにある大気を通過する時、
波長の短い青い光
→空気の粒によって散乱する
波長の長い赤い光
→大気を通過することができる
となるんですね。
波長の長い赤い光は、空気の粒の影響を受けにくようです。
この最後まで残った赤い光が、大気中でわずかに屈折し、地球の影に入り込んで月を照らします。
そのため、皆既月食が起きた月は赤く見えるんですね!
【皆既月食の月が赤く見える理由】
様々な色の光を含んだ太陽の光が、地球の大気中を通る際、散乱しにくい赤い光が屈折し、月を照らすため。
大気中のちりの量などによって、月の色合いは毎回微妙に変わるそうです。
同じ赤い月でも、どんな色合いになるのか、楽しみですね^^
皆既月食の仕組みを簡単に解説
2022年11月8日(火)の夜、日本全国で皆既月食が観測されます!
数年ごとに起こる皆既月食ですが、そもそも皆既月食とは、なぜ起こるのでしょうか?
地球と月は、太陽の光を反射して輝く天体ですよね。
太陽の光によってできた地球の影は、太陽とは反対の方向に伸びています。
この地球の影の中を月が通る時、月が欠けたように見えたり、暗くなったりする現象が、月食なんですね。
月食とは、
太陽-地球-月
が一直線に並ぶとき、つまり、満月の頃だけに起こります。
しかし、普段の満月は、地球の影をそれたところを通過するので、満月のたびに月食が起こるわけではないんですね。
そして、
と言います!
皆既月食とは、月の全体が、地球の影に完全に入り込む現象のことですね♪
まとめ
2022年11月8日(火)の夜、日本全国で皆既月食が観測されます!
今回の皆既月食は、皆既食の時間が比較的長くなる見込みで、月が完全に隠れるのは19:16頃~20:42頃の約86分間とされています!
月食とは、太陽の光でできた地球の影を月が通過する時、月が暗くなったり欠けたように見える現象です。
そして、月の全体が地球の影に完全に入り込むことを「皆既月食」と言います。
皆既月食の時に月が赤く見える理由は、散乱という現象が関係しているんですね。
様々な色を含んだ太陽の光は、地球の周りの大気中を通る際、空気の粒によって散乱してしまいます。
その中で、散乱しにくい赤色の光が残り、月を照らすんですね。
そのため、皆既月食の時の月は、赤く見えます。
約4年9ヶ月ぶりとなる皆既月食なので、ぜひ観測したいですね!
最後までご覧いただき、ありがとうございました。