見るハラ見せハラは自意識過剰?罰則化される可能性はあるのかモラルの問題か

2022年の夏は、梅雨明けが例年より早かったこともあり、いつもより長く猛暑日が続いています。

暑い夏は、自然と誰もが薄着になりますよね。

そんな中、女性の薄着ファッションを巡り、SNSやネットでは「見るハラ」「見せハラ」という言葉が、広がっています!

この記事を読まれている方はこのような疑問をお持ちではないでしょうか。

見るハラや見せハラが問題視されている

年々暑さが増す日本の夏ですが、2022年も猛暑日が続いています。

そんな中、SNSやネットでは「見るハラ」「見せハラ」という言葉が、話題になっています！

暑い夏は、誰もが薄着になり、露出が増えますよね。

見るハラ・見せハラは、そんな女性の薄着ファッションを巡り、できた言葉です。

簡単に言うと、、

【見るハラ】とは‥
薄着の女性をジロジロ見るなどの、不快な視線によるセクハラ

【見せハラ】とは‥
目のやり場に困るような、反射的に見てしまうような服装による逆セクハラ

というものです。

見るハラを訴える女性が今、多くなっているようですね。

自由にファッションを楽しめる時代だからこそ、好きな服を着たいと思う方は多いのではないでしょうか。

しかし、見るハラによって、自分の好きなファッションを楽しめない、と感じる女性が増えてきているようです。

見るハラや見せハラは自意識過剰という声も

見るハラや見せハラを巡っては、様々な意見があるようです。

見るハラを受けた経験がある女性の中には、

と、不快感を感じて被害を訴える一方で、

など、“仕方ない”とスルーしている女性もいるようですね。

しかし、男性たちの中には、

と、見るハラがあるなら見せハラも成立すると、主張する声も多いようです。

目のやり場に困って、逆に迷惑だと感じている人がいるのも、事実のようですね。

見るハラや見せハラは罰則化されるのか

様々な意見が分かれている、見るハラ・見せハラ問題ですが、見るハラや見せハラは、罰則化される事はあるのでしょうか？

結論から言うと、

罰則化はされません。

「見る」という事だけでは、人を処罰することはできないんですね。

しかし、

・過剰に接近して覗き続ける
・つけまわす

などの行為は、罪に問われる可能性はあります。

写真を撮ったり、身の危険を感じるような行動は、もちろん論外ですよね。

今回問題視されている、見るハラ・見せハラについては、罪に問われるかどうかより、1人1人のモラルの問題ではないかと思います。

自身も見るハラを受けた経験のある、ギャルタレントのあおちゃんぺさんは、ワイドショーに出演した際、このようなコメントをしていました。

チラッと見ちゃうのは、反射的だからしょうがないと思うんですけど。
『これ以上見たら常識的に失礼だな』
くらいには見ないとか。でも着る方は、着たいものを着たいし、それって罪じゃないし。

と、見るハラ被害を減らすためには、見る側のモラルが必要と、主張していました。

しかし、モラルが必要なのは、見る側だけではないように思います。

公共交通機関では、隠すものをかける。
お店や場所によっては、露出を抑える。

など、見られる側にも配慮が必要だという声もあるんですね。

見るハラの被害は、女性だけではありません。

例えば、鍛えられた筋肉につい、目がいってしまう事もありますよね？

見られた男性の中には、不快感を覚える人もいるかもしれません。

見るハラを訴える人が、自分が見るハラの加害者になることもあるんです。

自分も同じことをしてないか？と考える事が、大切ですよね。

そして、見る側も見られる側も、相手のことを考え、相手を思いやる心や配慮が必要なのではないでしょうか。

まとめ

女性の薄着ファッションを巡り問題視されている、見るハラや見せハラについて、まとめてみました！

見るハラとは「薄着の女性をジロジロ見るなど、不快な視線によるセクハラ」で、見せハラとは「目のやり場に困るような、反射的に見てしまうような服装による逆セクハラ」です。

女性の中には、見るハラを受けて「不快だし好きな服が着れない」と感じる人や、一方で「仕方がない、我慢が必要」とスルーしてる人もいるようです。

男性にとっては「自意識過剰、見たくないものが視界に入るのも迷惑」と、逆に困ると感じる人が多いようですね。

行き過ぎた行為は論外ですが、「見る」という行為だけでは、罰則化はされません。

薄着ファッションを楽しむ女性にとっても、状況や場所によって露出を控えるなどの、配慮は必要なのではないでしょうか。

1人1人が相手を思いやり、モラルを持って行動するのが大切ですね。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。