「芥川賞候補者5人が初の全員女性」というニュースが最近話題ですよね!
そんな中、候補者の1人である鈴木涼美さんが話題になっていますね。
慶應義塾大学卒業、東京大学大学院の修士課程を修了という素晴らしい学歴で、
元日本経済新聞社記者、元AV女優でもあるという少し変わった経歴をお持ちなのです。
そんな高学歴、多彩な経歴をお持ちの鈴木涼美さんはどのような環境で育ったのだろう?
と過去が気になる方も多いのではないでしょうか?
今回は、鈴木涼美さんの基盤を作ったであろうご両親(母親、父親)について深堀りしていきたいと思います!
鈴木涼美はどんな両親に育てられたのだろう?
両親との関係はどうだったのかな?
- 鈴木涼美の母親について
- 鈴木涼美の父親について
- 気になる関係性について
鈴木涼美の母親は翻訳家の灰島かり
まず気になる母親ですが、鈴木涼美の母親は翻訳家の灰島かり(本名鈴木貴志子)です。
千葉県に生まれた灰島さん、
実はご実家はとても裕福で、割烹旅館や料亭を経営していました。
「絵本はステキ!」灰島かり。かりさん三回忌に当たって旦那様の鈴木晶先生がおまとめになりました。奇しくも母の丸30年の祥月命日に届いた本。大切に読ませていただきます。 pic.twitter.com/ADIlacvYb5
— 鶴澤寛也(女流義太夫三味線) (@tsuruzawakanya) July 12, 2018
お茶の水女子大学附属中学校・高等学校を経て国際基督教大学を卒業するという秀才ぶりです。
鈴木涼美さんの高学歴も納得ができますね。
ご実家が裕福なおかげもあってか、中学のころから何度か留学に行ったそうです。
その経験があってか、大学卒業後はホテルの通訳や翻訳家としてご活躍されました。
白百合女子大学の講師も務められるなど、教育に携わっていた灰島さんですが、
2016年6月14日、胃がんにより66歳という若さで亡くなりました。
鈴木涼美の父親は翻訳家・大学教授の鈴木晶
東京都生まれ、東京育ち。
最終学歴は東京大学卒業という、こちらも素晴らしい学歴でした。
鈴木涼美さんは、ご両親からの遺伝子をしっかり受け継がれたのですね。
駿河台大学専任講師、法政大学教授などを務め、2017年まで法政大学国際文化学部教授。
早稲田大学大学院文学研究科の客員教授、東京藝術大学(音楽学部)講師も務めるという、正真正銘の教育者ですね。
元々は、小説家を目指していたそうですが、
向いていないといわれ、翻訳家を進められたそうです。
大学教授を務めつつ、翻訳家としても活躍しています。
教育や書物に情熱を注いでいらっしゃるのですね。
鈴木涼美と両親の関係は?
現在は小説家として名高い鈴木涼美さんですが、
元AV女優だったということで、気になるのはやはり親子関係ですよね。
自分の娘がAV女優ということを知り、
絶縁状態、仲が悪くなってしまうという親子も少なくありません。
むしろ、仲が悪くなってしまう親子の方が多いようです。
芥川賞候補に元セクシー女優・日経新聞記者の鈴木涼美氏ら#芥川賞 #鈴木涼美 #小砂川チト #高瀬隼子 #山下紘加 #直木賞 #河崎秋子 #窪美澄 #呉勝浩 #永井紗耶子 #深緑野分 https://t.co/RQP14O54L9
— マイナビニュース・エンタメ【公式】 (@mn_enta) June 16, 2022
本人は情熱をもってしているお仕事であっても、
やはり親目線からするとどのように受け取ったら良いのか難しいのかも知れません。
あるネットの情報では、鈴木さん自作の本「愛と子宮に花束を 夜のオネエサンの母娘論」にて母親との関係性について、述べられている分を紹介しています。
と母親に言われてしまったようです。
翻訳家や、大学講師も務めていて社会的地位もあり、受け止めがたい事実だったのかもしれませんね。
しかし、灰島さんがお亡くなりになった際に、鈴木涼美さんがつづられたブログには次のような一文があります。
最後の意識が朦朧とする中で、このような言葉を残したのです。
この言葉から、灰島さんは娘の鈴木さんを心から愛していたことがわかりますよね。
ブログでは、病気になってしまってからは、よくお見舞いにも言っていたことが記されていますので、
お2人の関係はとても良好であったことが窺えます。
人生の最後に発した娘さんへの言葉が全てではないでしょうか。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は芥川賞候補の1人、鈴木涼美さんの母親父親に関してご紹介しました。
鈴木涼美さんの秀才ぶりは、ご両親譲りだったんですね!
異色な経歴をたどってきた鈴木涼美さんですが、
理解のあるご両親に支えられていたことがわかりました。
芥川賞の結果も気になりますが、気になった方は、
鈴木涼美さんの小説もこれを機に読まれてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。