日韓トンネルどうなった?実現性はある?戦前から構想されていた計画を調査

日本と韓国を海底トンネルで繋ぐという「日韓トンネル構想」についてSNSでも話題になっていますね。

日韓トンネル構想は戦前から計画されていたそうですが、現在はどうなっているのでしょうか。

そして数年前から日本ではすでに調査用の穴が掘られているそうなんです。

日本や韓国から否定的な声もあがっているようですが、日韓トンネルは完成するのでしょうか。

気になる日韓トンネル構想について調査してみました。

日韓トンネルは戦前から計画されていた?
日韓トンネル構想は実現する?

\この記事を読んでわかること/
  • 戦前から計画されている日韓トンネル構想概要
  • 日韓トンネルの完成は実現するのか
目次

戦前から計画されていた日韓トンネル

日本と韓国を海底で繋ぐという「日韓トンネル構想」がSNSでも話題になっていますね。

日韓トンネル実現九州連絡協議会による日韓トンネルの概要は次の通りです。

【日韓トンネル
日本(唐津)~韓国(釜山)を海底で結ぶトンネル
海底トンネルには鉄道と道路を通す計画がある

総延長距離…270㎞
海底部距離…150㎞
工期…約10年
工費…約10兆円

※引用元:日韓トンネル実現九州連絡協議会より

日韓トンネル構想は戦前から計画があったそうで、もともとは戦前の日本(大日本帝国)が立案したものだそうです。

構想の原点は「大東亜縦貫鉄道構想」にあると言います。

<大東亜縦貫鉄道構想>
1930年代 日本からアジア大陸を結ぶ約10,000㎞の路線をつくる計画

<海底トンネル計画>
1940年代 下関~対馬~釜山を結ぶトンネルをつくる計画

しかし、第二次世界大戦の終戦によりこの計画は無くなってしまったそうです。

1980年代になると、再び日韓トンネル構想が浮上します。

デイリー新潮の記事によると、旧統一協会(現・世界平和統一家庭連合)の文鮮明(ぶんせんめい)氏が、全世界を高速道路で結ぶという「国際ハイウェイ構想」を提唱したそうです。

国際ハイウェイ構想の中のひとつとして、「日韓トンネル構想」があったと言います。

その後も、日韓トンネル構想の話題が浮上しては消える…ということが何度も繰り返されて、現在に至ります。

韓国では政治利用されている計画

韓国では、この日韓トンネル構想が政治的にも利用されているそうなんです。

2021年に行われた釜山市長選挙で、韓国の保守系で当時最大野党「国民の力」のトップが次のような公約を掲げました。

●九州北部と韓国南部を結ぶ「日韓トンネル構想」の実現

●日建設費は最大8割を日本側が負担する

日本円で5.4兆円の経済効果を生み、45万人の雇用が期待されるということでした。

また、2022年5月に「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソギョル)大統領が就任し、政権交代が行われました。

このことでも、日韓トンネル構想の実現に期待の声があがっていたそうなんです。

日韓トンネルの実現性はある?

戦前から考えられていた日韓トンネル構想が実現される可能性は低いと言われています。

その理由としては次のように挙げられています。

・高額な建設費
・日韓の関係性
・旧統一協会との関わり

日韓トンネルの建設には多額の費用がかかることや、日本と韓国は竹島問題などもあって国同士の関係性が良くないと言われています。

全国霊感商法対策弁護士連絡会の渡辺博弁護士は、デイリー新潮の取材にこのように答えていました。

完成するわけないじゃないですか。
お金もなければ技術もない。
ましてや安倍元首相は殺害されてしまったことで、教団や関連団体の印象は悪化しています。

引用元:デイリー新潮より一部抜粋

日韓トンネル構想には旧統一協会の関連団体が関わっていることもあり、日韓トンネルの実現は厳しいという意見です。

「FNNプライムオンライン」Youtube動画によると、旧統一協会の関連団体(国際ハイウェイ財団)が、調査用の穴を35年前から掘り進めていたと伝えています。

動画を見てみると、けっこう深くまで掘られているのわかります。

現在(2022年8月)は、国の許可が下りていないので工事をストップしているとのことです。

調査用の穴が掘られているのを見ると、日韓トンネルの実現に向けて進んでいるように感じてしまいますね…

今後の展開が気になるところです。

まとめ

日韓トンネルの概要や実現性があるのかについてまとめました。

日本~韓国を海底トンネルで繋ぐ「日韓トンネル構想」が計画されており、SNS上でも話題になっています。

もともとは日本が戦前から考えていた計画で終戦により一度は消滅していましたが、1980年代に旧統一協会により再び計画が浮上しています。

また、韓国では政治利用などでもたびたび日韓トンネル構想の話題が持ち上がっているそうです。

日韓トンネル構想は、資金の問題や日韓関係、旧統一協会の問題がある為、実現は厳しいという意見が多く見られます。

日韓トンネル構想は今後どうなっていくのか気になりますよね。

最後までご覧くださってありがとうございました。

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