多くの謎に包まれている宇宙。
少し遠い存在に感じている方も多いかもしれません。
しかしこの夏水星から海王星まで7惑星が全部見える!という素晴らしいチャンスが到来します!
ニュースを見て気になっている方も多いのではないでしょうか?
今回は、私達が肉眼で見れる時間や方角、観測方法についてご紹介致します。
惑星直列で肉眼で見れる星は?
どこで何時に見れるんだろう?
- 惑星直列(惑星パレード)で見ることができる星について
- 肉眼で見る方法
惑星直列(惑星パレード)は一生に一度
この夏は、明け方の空に水星から海王星までの7惑星がなんと全部見えるという貴重な夏です!
7惑星とは、
この珍しい惑星直列(惑星パレード)は、一生に一度に匹敵するほど珍しいことです!
一気に7つもの星を見れるとは、きっと感動しますね!
更に注目すべきはその珍しさです!
なんとこの惑星直列(惑星パレード)、次回は計算上では2161年。およそ、140年後です。
本当に一生に一度のチャンスです。
さすがに140年後もう一度見るということは難しいですよね。
この機会を逃してほしくはないですので、
私達が肉眼でしっかり見るにはどうしたら良いか、ポイントをお伝えしていきます!
2022 惑星直列を肉眼で観測するには?
では、この惑星直列を私達が肉眼で観測するにはどうしたら良いのでしょうか?
見逃さない為にしっかりチェックしておきましょう!
太陽系を眺める夜明け。
— KAGAYA (@KAGAYA_11949) June 25, 2022
今朝、太陽系の全ての惑星と月を一望にし、生まれて初めて一枚の写真に収める機会に恵まれました。
(2022年6月25日03時18分、茨城県にて撮影。惑星直列に見えるのは、惑星が一つの面(黄道面)にあるからで、実際に宇宙で一直線に並んでいるわけではありません) pic.twitter.com/gWfhF8P6FY
肉眼でみれる惑星の種類
私達が肉眼で見れる惑星の種類はこちら!
残念ながら星の明るさの関係で、すべてを肉眼で見るというのは難しいです。
天王星の明るさは約6等です。
目の良い人が夜空の暗い場所で探せばもしかしたら見ることができます。
海王星は約8等でとても暗いです。
事前に正確な位置を調べ、更には望遠鏡を使わないと見えません。
ですので、肉眼で見れる惑星は、水星、金星、火星、木星、土星(+天王星)ということになります。
時間、方角
では、惑星は何時にどの方角に観ることができるのでしょうか?
6月15日ごろから7月5日ごろまで、明け方の空に見ることができます。
見ることができる時間は、日の出の1時間前から30分前くらいの約30分間。
30分間というわずかな時間になります!
現在の日の出の時間は4時~5時30分頃です。
北の北海道は日の出の時間が1番早く4時ころ、南に下っていくにつれて日の出の時間が遅くなり沖縄で5時30分頃です。
ですので、それぞれの地域の日の出の時間の1時間前に観察する必要があります!
ご自身の地域の日の出時間に合わせて、観察してください♪
方角は、東から南の空です。
日の出の1時間前に、東から南の空を見上げてみましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一生に一度!ということで、とても楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?
せっかくの機会なので、是非見たいですよね!
肉眼で見る為には、正しい方角と時間に見ることが大切です!
明け方で少し時間は早いですが、
良い機会ですので早起きをして朝活を楽しんでみてはいかがでしょうか☆