Yahoo未納料金SMSメールは詐欺や乗っ取り?リンク先開いた場合の対処法を調査

Yahoo! JAPANから突然SMSで未納料金の請求がくる事案が発生しているようです。

ショートメッセージの内容は「【最終警告書】Yahoo! JAPAN未納料金による一部ご利用制限のお知らせ」という内容で本文に記載されているURLをクリックすると支払い画面に進むようになっているのです。

このメールは詐欺や乗っ取りなのかリンク先や掲載内容について調査しました。

目次

Yahoo!Japanから突然届くショートメッセージ

SMSショートメッセージでこのような内容のメールが相次いで届いているようです。

ショートメッセージの本文には【最終警告書】Yahoo!JAPAN未納料金による一部ご利用制限のお知らせという内容とともにURLが記載されています。

こちらのURLリンク先をクリックすると未納料金の支払いを催促するページにすすむようです。

リンク先はhttps://cutt.ly/から始めるアルファベット文字数になっています。

SMSショートメッセージのリンク先は偽物サイト

ショートメッセージ本文に記載されているメッセージのリンクURLはそもそもYahooと全く関係がなさそうなURLになっているので開くこと自体が良くないのですがリンク先は以下画像のようになっています。

リンク先はあたかもYahooウォレットの支払いページに酷似したページになっています。

企業のロゴやページの仕様が似ていますがYahoo!とは全く関係のないサイトになります
支払いをしないように注意したほうがいいです。

Vプリカでの支払いを催促される画面になっていることがわかります。

支払い方法が選択できるような画面構成ですが明らかにVプリカしか使えない様な仕様ですね、、

Vプリカとは…
インターネット専用で使用できるVISAのプリペイドカード
18歳以上であれば本人確認や審査が不要ですぐに発行可能
コンビニやクレジットカード、インターネットバンキングで購入可能

人によって支払いを命じらている金額にバラ付きはあるものの2万円〜3万円前後の金額の請求が多いようです。

鈴木康之法律事務所は実在するが本件とは無関係

また、本文に記載されている弁護士事務所については実在する事務所のようですが全く関係ないことが公表されています。

鈴木康之法律事務所公式ホームページでその旨と利用者への注意喚起を行っています。

鈴木康之法律事務所はソフトバンクやKDDI、BIGLOBEなどの通信会社より債権回収の委託を受けている法律事務所です。実際に未納料金の回収を業者にかわり警告書などをおくり回収をしている事務所です。

携帯料金やインターネット接続料金などの未納について実際にこちらの法律事務所から警告書が届いたことがあるという方もいらっしゃるかもしれません。

しかし今回のこちらのYahoo!に似たサイトに記載されている内容とは無関係となっています。

当事務所名およびYahoo! JAPANの名をかたり、請求に関するメール/SMSを送付する悪質な行為が多発しております。
届いたSMSと弊事務所は無関係であり、架空請求であると思われますので、お支払いは絶対に行わないよう、
お願い申し上げます。
なお、弊事務所としても、業務妨害などで麹町警察に被害届を出す準備をしておりますが、
被害届が多い方が警察も動きやすいと思われますので、請求が再三に亘る場合には、お手数ではございますが、
最寄りの警察に被害届を出されることも検討されたく、宜しくお願い致します。

鈴木康之法律事務所公式ホームページ

Yahoo! JAPAN未納料金はフィッシング詐欺

SMSに突然届いたYahoo! JAPANを装ったメールであり、リンク先がYahoo! ウォレットに酷似した支払い誘導ページであることからこちらはフィッシング詐欺であることが明らかです。

フィッシング詐欺とは…
メールで送られてきたリンク先からページを開くと本物にそっくりに作られた偽物のサイト(フィッシングサイト)に誘導され、支払い情報(口座番号やクレジットカード情報)、個人情報(IDやパスワード)などの入力を促すように作られている。

本物に酷似しているため、焦って入力して送信してしまいそうになりますが絶対にやめてください。

入力して送信してしまうとその情報を盗み取り悪用されてしまいます。

リンク先を開いてしまった時の対処法

結論から申し上げるとリンク先を開いただけでは個人情報や口座情報・クレジットカード情報などが悪用されることはありませんのでご安心ください。

フィッシングサイト(偽物のサイト)の可能性を少しでも感じた場合はブラウザを閉じてアクセスしないことが一番です。

リンク先を開いて入力してしまった時の対処法

リンク先を開いてクレジットカード情報やIDパスワードを入力してしまった場合は即座にクレジットカード会社に連絡をしてその旨を相談、カードの利用を停止するなどの措置が必要です。

クレジットカード会社の問い合わせについてはカードの裏面に記載されているかと思います。

また、IDパスワードを入力してしまった場合はすぐに変更するという措置が必要です。
似た様なパスワードにするのではなく全く関係のないものに変更し、同じIDやパスワードを使っているサイトなどがあればそれらも全て変更する必要があります。

IDやパスワードの入力や変更が面倒な場合はFace IDや指紋認証などの生体認証をおすすめします

まとめ

Yahoo! JAPANを装ったフィッシング詐欺について調査しました。

突然SMSで届くメールで見覚えのない請求については要注意が必要です。
万が一心当たりがあったとしても少しでもおかしいなと思った場合はアクセスせず、Yahoo! JAPANに直接問い合わせを行うほうが良いかと思います。

いずれにしても突然届いたSMSのリンク先は開かないことをおすすめします。

最後までご覧くださりありがとうございました。

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