マイケルフェイガンの現在は?バッキンガム宮殿侵入事件の真相まとめ

2022年9月にお亡くなりになったエリザベス女王。

今、エリザベス女王の多くのエピソードが話題になっていますが、その中で衝撃的だった事件の一つがバッキンガム宮殿侵入事件ですよね。

犯人のマイケルフェイガンは一体どうやって鉄壁のガード体制が敷かれているはずのバッキンガム宮殿に侵入したのでしょう?

この記事ではエリザベス女王の寝室に侵入した方法やマイケルフェイガンの現在について調査しました。

エリザベス女王の寝室に侵入した男がいたんですって!
どうやって侵入したのかな?
なぜ、見つからなかったの?

\この記事を読んでわかること/
  • マイケルフェイガンがバッキンガム宮殿に侵入した方法
  • マイケルフェイガンの現在
目次

エリザベス女王のバッキンガム宮殿に起きた侵入事件

バッキンガム宮殿のエリザベス女王の寝室に侵入者が現れたのは1982年7月です。

バッキンガム宮殿には監視カメラと熱センサーが張り巡らされ、武装した警察官が24時間体制でパトロールしていたはずですが、侵入者であるマイケルフェイガンは誰にも気づかれずにエリザベス女王の寝室に入ることができました。

突然の侵入者に対して、エリザベス女王は冷静にお話をしていたそうです。

エリザベス女王の驚くべきエピソードの一つですね。

この事件はネットフィリックスの「ザ・クラウン」というドラマにも採用されました。

ザ・クラウン シーズン4の第5話でバッキンガム侵入事件が取り上げられてます。

マイケルフェイガンはどうやってバッキンガム宮殿に侵入したのか

万全のセキュリティ体制が敷かれているはずのバッキンガム宮殿に2回も侵入したマイケル・フェイガン。

彼はどのようにエリザベス女王の寝室まで侵入したのでしょうか。

1度目の侵入は排水管をよじ登って侵入

1度目は1982年6月にマイケルフェイガンはバッキンガム宮殿のフェンスを乗り越え、排水管をよじ登り、女中の部屋の窓からバッキンガム宮殿に侵入しました。

女中は警備員に助けを求めましたが、部屋に戻った時には誰もいませんでした。

警備員は女中が誤解しただけだろうと思い込み、侵入者の追跡をやめたそうです。

マイケルフェイガンは、女中の部屋から出て、チャールズ皇太子のワインボトルを開けて飲酒したり、宮殿内を散策した後、誰にも見つからないまま宮殿を後にしました。

警備員は自分たちの警備に相当な自信があったのですね。

マイケルフェイガンがバッキンガム宮殿に侵入したのは「トイレを探して」侵入したということです。

トイレを探して、排水管をよじ登り、バッキンガム宮殿に侵入しましたが、トイレがなかな見つからず、「コーギーフード」と書かれたごみ箱しか見つからなかったのでそこで用を足したそうです。

一度目の侵入する前に「妻に捨てられた」という情報もありましたので、自暴自棄になっていた可能性もありますね。

それにしてもトイレがしたくてバッキンガム宮殿に侵入するとは!

セキュリティ体制が緩いので2度目の侵入を実行

1982年7月9日午前7時15分頃、またもやマイケルフェイガンはバッキンガム宮殿に前回と同様の手口で侵入しました。

宮殿内を徘徊しているうちにエリザベス女王の寝室にたどり着いたそうです

エリザベス女王はベットのそばに「無精髭で裸足て、少しほろ酔い加減」の謎の侵入者に気付き目を覚ましたそうですが、普通はびっくりしますよ!

ところがマイケル・フェイガンのインタビューによると

多くの人は、『エリザベス女王は怯えていたに違いない』と言いますが、女王は私のことをあまり怖がっていなかったのを覚えています。とても冷静に、ベッドの傍にあった電話で助けを呼んでいました」

https://www.cosmopolitan.com/jp/entertainment/celebrity/g35001155/who-is-michael-fagan/引用

朝の7時はバッキンガム宮殿でも働く人々は起きて働いている時間ですよね。

マイケルフェイガンが誰にも見つからずに女王の寝室にたどり着いたのは、奇跡ですね!

この事件は王室のセキュリテイ問題の一つとして大きく歴史に刻まれました。

2度目の侵入動機についての供述はコロコロと変わってます。

  • エリザベス女王を愛していて、会うため侵入した。
  • マジックマッシュルームの影響で突発的に侵入してしまった。
  • 庶民の苦しい生活を訴えるために侵入した。

はっきりとした意図はわかりませんが、その頃のイギリスはサッチャー首相の政策の影響か、庶民の生活が苦しかったそうです。

マイケルフェイガンは女王の寝室に続く最初の控室で見つけた灰皿を割り、その破片で女王の前で手首を切って窮状を訴えようと思いついたそうです。

割れた破片をもって女王の寝室に入り、手を切ったということですが、衝動的な行動で明確な侵入動機は明かされてません。

ドラマ「ザ・クラウン」ではマイケル・フェイガンは英雄のように描かれているようですね。

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マイケルフェイガンの現在は?

事件当時、30歳だったマイケルフェイガン2022年現在では70歳です。

2021年に新型コロナに感染、そして心臓発作に見舞われましたが、その後回復したそうです。

バッキンガム宮殿に侵入した後、1度目の侵入でワインを盗み飲みしたことが強盗罪に問われましたが、女王の寝室への不法侵入はイギリスでは民法違反ですが、犯罪ではないので起訴されませんでした。

この裁判の後、わずか一か月で車の窃盗容疑で法廷に現れました。判決は精神病院に3か月収容。

その後も警察官への暴行、ヘロインの取引、強制わいせつ等無数の犯罪で起訴されてきました。

女王の在位60年を記念行事「ダイヤモンドジュビリー」に際して女王へのメッセージはあるかと尋ねると、下記のような答えが返ってきたそうです。

「60年なんてクソすごいよ! ビクトリア女王に勝ってほしいね。 100歳まで生きてほしい。 もし彼女が生きていたら、100歳の誕生日の電報を送るよ」

引用 https://presstorms.com/ja/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB-%E3%83%95%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%AC%E3%83%B3%E3%81%AE%E6%82%AA%E5%90%8D%E9%AB%98%E3%81%84%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%A0%E5%AE%AE/

残念ながらエリザベス女王は96歳で逝去されたので、電報は送れません。

マイケルフェイガンはバッキンガム宮殿に侵入後、お騒がせな人生を送っていたようです!

まとめ

マイケルフェイガンがバッキンガム宮殿に侵入した真相と彼の現在について調査しました。

マイケルフェイガンは二度にわたり、バッキンガム宮殿に侵入しましたが、方法は2回とも排水管を上り、空いている窓から侵入しました。

防犯カメラや赤外線センサーも配備されていたはずですが、不思議と発見されませんでした。

侵入した動機については、供述がコロコロ変わり、はっきりしてませんが、政策に対する満があったのではと考えられます。

エリザベス女王の寝室に侵入し、一躍有名になったマイケルフェイガンですが、その後はなにかと事件を起こし、何度も起訴されたようです。

2021年にはコロナに罹患、心臓発作に見舞われながらも回復したとのこと。

2022年のエリザベス女王の訃報をどのような気持ちで聞いていたのでしょうか。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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