都市伝説・陰謀ニュースを扱ってきたYouTubeチャンネルNMS STUDIO(旧・ナオキマンショー)。
YouTubeでは「都市伝説・陰謀ニュース番組始動!『NMS STUDIO(エヌスタ)』EP 1+2 【神回】」
として公開され、新番組としての方向性が示された。
今回の記事は、そのメンバー限定回
NMS STUDIO ep.2#1 の考察である。
テーマは、エプスタイン文書――。
だが今回の本質は、単なるスキャンダル解説ではなかった。
そして登場したのは、
・国際政治アナリストの
及川幸久
・オカルト雑誌『ムー』第5代編集長の
三上丈晴
・国際ジャーナリストの
山田敏弘
政治・オカルト・国際報道という異なる視点が交差する構図だった。
番組リブランディングが意味するもの
まず押さえておくべきは、番組の変化だ。
かつては個人色の強い「ナオキマンショー」だったが、現在は「NMS STUDIO」へ名称変更。
スタジオ形式で複数人が議論するニュース番組へと進化している。
これは単なる名前変更ではない。
都市伝説エンタメから、“構造を読むニュース番組”へのシフト。
ep.2#1は、その象徴的回だった。
今回の対談者3人とは何者か
今回の議論は3人の対談形式で進行した。
■ 及川幸久
国際政治アナリスト。米国政治、とくに保守系視点からの分析に定評がある。
→ 公開の「政治的意味」を読む立場。
🚨2023.12.19【ワクチンと死亡率】その因果関係: ニュージランドから決定的な証拠!
— 及川幸久【X NEWS】WISDOM BOOKS📕新刊Amazon【カテゴリー】1位!🎉 (@oikawa_yukihisa) December 19, 2023
ニュージーランド政府職員が内部告発。
①ワクチン接種開始後、1日の死亡者数が一貫して120人超。人口512万人の国で、毎日死亡者120人以上は、ありえない。… pic.twitter.com/MuM7mqi9ts
■ 三上丈晴
オカルト雑誌『ムー』第5代編集長(2005年〜)。陰謀論と大衆心理を長年観察。
→ 「神話化される構造」を理解する立場。
■ 山田敏弘
国際ジャーナリスト。情報機関・安全保障分野に詳しい。
→ 「事実と推測を切り分ける」立場。
イーロン・マスク氏がトランプ政権に深く関与していることで「テスラ・ボイコット」が起きているのを見て、トランプ大統領はマスク氏を支持するために新車のテスラを買うと言っていたが、有言実行した。pic.twitter.com/k09sD8a99U
— 山田敏弘 (@yamadajour) March 11, 2025
今回の対談者3人とは何者か
なお、この3人の思想ポジションや発信スタンスについては別記事で詳しく整理している。
議論の背景を深く理解したい方は「対談メンバーの思想分析はこちら」もあわせて読んでほしい。👉 「対談メンバーの思想分析はこちら」
(人物深掘り記事へリンク)
エプスタイン文書、何が公開されたのか
故
ジェフリー・エプスタイン
に関する追加資料が公開されたことで、再び世界がざわついている。
番組内で整理されていたポイントは以下だ。
・被害者証言の一部公開
・過去裁判資料の追加開示
・関係者の名前が含まれる文書
・黒塗り(redacted)が依然として多い
ここで強調されていたのは、「全面公開ではない」 という事実だ。
期待された“爆弾級リスト”は確認されていない。
しかし断片的な名前が再び世論を揺らしている。
名前が出た=黒なのか?
番組内では、過去に接点が報じられてきた人物にも触れられた。
たとえば
ドナルド・トランプ
イーロン・マスク
だがスタンスは明確だった。
「名前が出た=犯罪確定ではない」
写真がある
パーティーで同席した
メールのやり取りがあった
これらは“接点”であって“関与の証明”ではない。
ここを混同すると、情報は一気に扇動材料になる。
それでも消えない違和感
ではなぜ、この事件はここまで尾を引くのか。
ここからがep.2#1の本質だ。
エプスタイン事件は単なる個人犯罪に見えない。
・なぜ長年活動できたのか
・なぜ初期段階で止められなかったのか
・なぜ捜査や処分が軽く見えたのか
人々が抱いているのは、「誰がいたか」以上に
「なぜ機能しなかったのか」という疑問だ。
つまり問題は“名前”ではなく“構造”。
政治的タイミングという視点
番組では、公開のタイミングにも言及していた。
エプスタイン文書は、特に一部の政治層にとって象徴的テーマになっている。
特にトランプ支持層では「全面公開」が長年期待されてきた。
今回の限定的公開は、
・透明性アピールなのか
・段階的公開の第一歩なのか
・ガス抜きなのか
という見方ができる。
ここに“情報戦”の側面がある。
公開の仕方そのものがメッセージなのだ。
筆者の考察|本当に問われているもの
私がep.2#1を見て感じたのは、
この問題はもはやエプスタイン個人の話ではないということだ。
これは“信頼の問題”だ。
司法は信頼できるのか。
メディアは公平か。
権力は監視されているのか。
陰謀論が生まれる土壌は、
情報不足ではなく「説明不足」だ。
核心部分が常に黒塗りで残る限り、
人々の想像は止まらない。
そしてその想像は、分断を生む。
NMS STUDIOが示した立ち位置
NMS STUDIOは、陰謀論を全面肯定しない。
だが、完全否定もしない。
重要なのは、
一次資料を見ること
感情で断定しないこと
構造を考えること
と示している。
この“バランス型スタンス”こそ、番組リニューアルの意味ではないか。
都市伝説を語る番組から、「疑問を提示する番組」へ。
結論|終わりではなく、始まり
エプスタイン文書公開は、真実の暴露劇ではなかった。
だが、
透明性は十分か
制度は機能しているか
説明責任は果たされているか
という問いを浮き彫りにした。
NMS STUDIO ep.2#1は、暴露動画ではない。
それは、“考えるための回”だった。
名前よりも構造を。
感情よりも分析を。
この番組の進化は、そこにあるのかもしれない。
次に読むなら(対談の“背景”を深掘る2本)
本記事では、ep.2#1の議論内容と構造を整理しました。
では、その議論を支えている3人は、それぞれどんな思想ポジションを持っているのか。
対談の背景を理解すると、同じ回がまったく違って見えてきます。
より立体的に把握したい方は、以下もあわせてどうぞ。
▶ NMS STUDIOの3人は何者?
及川幸久・三上丈晴・山田敏弘の思想ポジション分析
政治・物語・証拠という三角構造で、3人の立場を整理。
なぜ議論が極端に振れないのか、その設計図を解説しています。

▶ 及川幸久 徹底分析
金融エリート出身の国際政治アナリストは何を見ているのか
反グローバリズム視点、資源戦争論、検閲体験、成功哲学まで。
ep.2#1で見せた“構造読み”の思想的背景を詳しく解説しています。


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