全国高校野球選手権大会は、毎年いろんなドラマが生まれますよね。
第104回となる2022年は、仙台育英高校が、春夏通して、東北勢で初となる甲子園優勝を果たしました!
選手たちの活躍に、たくさんの感動や勇気をもらいましたよね!
優勝後、仙台育英の須江監督がインタビューで言った「青春は密」という言葉が話題となり、さらなる感動を呼びました。
仙台育英の須江監督とは、一体どんな方なのでしょうか?
この記事を読まれている方はこのような疑問をお持ちではないでしょうか。
仙台育英の須江監督ってどんな人?
どんな高校球児だったの?
- 仙台育英須江監督について
- 仙台育英須江監督の指導者の原点とは
仙台育英の須江監督が話題
2022年夏の全国高校野球選手権大会では、仙台育英が初めての甲子園優勝を果たしました!
東北勢としては初めての、2022年春夏通しての悲願の優勝となり、たくさんの方に感動を与えましたよね。
【甲子園速報】決勝
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 22, 2022
下関国際 1−8 仙台育英(試合終了)
下関国際 000001000=1
仙台育英 000120500=8
7年ぶりの決勝進出を決めた仙台育英が東北勢悲願の初優勝!
(写真:共同通信社) pic.twitter.com/lu5cYoRSk6
さらに、仙台育英の須江監督が、優勝後のインタビューで話した言葉が話題になっています。
今年の3年生は、入学時から新型コロナウイルスの影響をずっと受けてきたんですね。
「3年生たちに、どんな言葉をかけたいですか?」
の問いかけに、須江監督はこう答えました。
僕たち大人が過ごしてきた高校生活とは全く違う。
青春って、すごく密なので。
そういう事は全部ダメと言われて。
活動しててもストップがかかり、苦しい中本当に諦めないでやってくれた。
この「青春って密なので」という言葉が、さらなる感動を生み、大きな反響を呼んでいます。
さらに、
全国の高校生のみんなが本当によくやってくれた。
全ての高校生の努力のたまもの。
ただただ、最後に僕たちがここに立ったというだけ。
全国の高校生に拍手を送って下さい。
と、全国の高校生へ向けて温かい労いの言葉をかけました。
この監督のインタビューが、胸に響いた人はたくさんいたようで、
「青春って密」を流行語大賞に!
の声が上がるほど、話題を呼んでいます♪
【甲子園】仙台育英が東北勢初となる優勝、須江監督「青春ってすごく密なので」https://t.co/Qa5ZXBH3BV
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 22, 2022
「活動しててもどこかでストップがかかって、どこかでいつも止まってしまうような苦しい中で、でも、本当に諦めないでやってくれた」「全ての高校生の努力のたまもの」などと語った。 pic.twitter.com/9aioTwEX71
2018年から仙台育英の監督をつとめている須江監督は、データ重視の指導をするそうです。
公平に選手を評価するために、チーム内で何度も試合を重ね、1人1人の成績を集計するんですね。
そのデータを活用し、選手の選考理由も、できるだけ1人1人に説明しているようです。
3年生の佐藤主将は、監督について、
監督として尊敬している。
徹底してやっていることに愛がある。
と話していて、選手からの信頼も厚いようですね♪
須江監督の原点!高校時代を振り返る
仙台育英の須江監督は、仙台育英野球部の出身です。
須江監督の指導者としての原点は、この高校時代にあるようです!
実は須江監督は高校時代、ずっと補欠だったんです。
意外ですよね!
野球部のしきたりとして、学年から1人、ベンチ入りを諦めて裏方に回る役割があったそうです。
そして、須江監督が高校2年生の時、他に立候補する選手がおらず、須江監督が手を挙げました。
当時の須江監督は、
バッティングケージの中で打撃練習をしたことも無ければ、ノックを受けたことも無い
ほどだったそうで、自分の選手としての力不足は痛感していたものの、納得いかない気持ちもあったようでね。
泣きながら、裏方に立候補したそうです。
どうすれば試合に出れるのか、目標が知りたかった。
とその頃感じていた須江監督は、
選手と同じ思いを味あわせたくない
との思いから、選手1人1人のデータを活用する指導方法になったようですね。
とても選手思いの、素敵な指導者ですよね♪
須江監督のプロフィールまとめ
2022年の全国高校野球選手権大会において、チームを東北勢初の優勝へと導いた仙台育英の須江監督は、どんな方なのでしょうか?
須江監督のプロフィールはこちらです♪
須江航(すえわたる)
1983年4月9日生まれ(39歳)
埼玉県出身
八戸大学卒業
【 #甲子園 】仙台育英が東北勢悲願の初優勝 須江監督「宮城の皆さん、東北の皆さん、おめでとうございます」 https://t.co/lhvQ0pjGMB #野球 #baseball #yakyu pic.twitter.com/7Bon6YPFAE
— スポーツ報知 プロ野球取材班 (@hochi_baseball) August 22, 2022
須江監督が野球を始めたのは、小学校2年生の時です。
仙台育英高校に進学し、高校2年生の秋から、グランドマネージャーをつとめました。
高校3年生の時には、”記録員”として、春夏連続で甲子園大会でベンチ入りしたそうです。
そして高校卒業後は、青森県の八戸大学に進学し、野球部に入りました。
八戸大学の野球部では、学生コーチをつとめたようですね。
大学卒業後は、仙台育英の系列校である秀光中学校で野球部の監督に就任しました。
当時の秀光中学校は、野球部ができて間もなく、ほとんど形になっていなかった状態だったんですね。
しかし、須江監督の懸命な指導によって徐々に強くなり、2014年には全国大会優勝を果たしたそうです!
そして、2018年に仙台育英の監督に就任されました。
自身の高校時代のグランドマネージャーを原点とし、野球の指導者として、数々の実績を残してきたんですね!
まとめ
2022年全国高校野球選手権大会で、仙台育英が東北勢初なる優勝を果たしました!
仙台育英の須江監督の指導法は、選手1人1人の成績を細かく集計したデータを活用しています。
仙台育英野球部出身の須江監督は、高校時代はグランドマネージャーをしていたようです。
指導者としての原点は、高校時代にありました。
自身の選手としての力不足も感じつつ、納得できない葛藤から「どうしたら試合に出れるのか。目標が知りたい」と感じていたんですね。
同じ事を選手にも味あわせたくない、という思いから、選手1人1人のデータを活用した指導法になっているんです。
選手からの信頼も厚く、とても素晴らしい指導者なんですね♪
最後までご覧いただき、ありがとうございました。