ロシアとウクライナの緊迫した状態が続いていますね。
戦争に巻き込まれている民間人の悲惨な映像が流れる中、ロシアとウクライナの大統領の演説などもテレビで目にしているかと思います。
ゼレンスキー大統領はなんで私服なの?
パーカーをいつも着てるのはなぜ?
プーチン大統領はスーツなのになぜ?
- ゼレンスキー大統領がパーカーを着ている理由
- ゼレンスキー大統領が私服でスーツではない理由
【画像】ゼレンスキー大統領の着用Tシャツパーカー
俺気づいちゃった。ゼレンスキー大統領緑の私服しか持ってねえわ pic.twitter.com/RZoR5IvHvx
— ティン子ちゃん公式アカウント (@TimkochanByTaro) March 7, 2022
ゼレンスキー大統領がテレビ報道に登場するときはTシャツやパーカー(ジップアップ)を着用しています。
ロシアのプーチン大統領がスーツ姿で登場しているのに対してゼレンスキー大統領が対比されていますよね。
こういった映像や画像をみて、なんで私服なの?パーカーなの?Tシャツなの?と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
ゼレンスキー大統領は私服ではなく軍服(タクティカルウェア)
ゼレンスキー大統領が着用しているのは決して私服のTシャツやパーカーではありません。
着用しているのは軍服でありタクティカルウェアとも呼ばれています。
タクティカルとは「戦術的な」という意味でタクティカルウェアとは軍事用の衣服、つまり軍服です。
装備品などを着用していないため一般的に「略式軍服」とされています。
緑色の服はウクライナ軍の略式軍服
ただのTシャツやパーカーではなかったことがわかります。
軍事用の服であるので動きやすく丈夫で防水防風機能も兼ねそろえている衣服なんですね。
胸にはウクライナ軍旗がプリントされています。
ゼレンスキー大統領、オリーブ色のTシャツばっか着てるけどウクライナ軍旗のワッペンついてるから多分支給品。めっちゃオリーブ好きな人ではない。ちなみにこの軍旗を「ナチス(or適宜陰謀系集団)のマークだ!!!」とか言ってるキチガイ陰謀論者がけっこーいる。そいつの言動信憑性ゼロだから注意。 pic.twitter.com/sUppYjAiWD
— 超巨大山田太郎 (@ooooooyamada) March 13, 2022
開戦当初はスーツでメディアに出ていましたが、現在では軍服やパーカー、Tシャツでメディアに出ています。
なぜ大統領が軍服を着用しているのでしょうか。
ゼレンスキー大統領が軍服を着用している理由
カーキ色(緑色)のTシャツやパーカーはウクライナの略式軍服でした。
ゼレンスキー大統領はロシア軍の攻撃があってからずっと略式軍服でメディアで会見を行っています。
ロシアのプーチン大統領がスーツなのに対し、違和感を覚える方も多いかもしれません。
実際に大統領なら敬意を払いスーツで演説しろなんて意見も飛び交っていたようです。
連邦議会でゼレンスキー大統領が"Tシャツ"でスピーチしたことに怒る人。無礼者、スーツ着ろと。日本だけじゃない、どこの国でも偉いおじいさんはこんな価値観だ。 https://t.co/IrWuoAyQm6
— 関 泰久🌧 (@Campaign_Otaku) March 16, 2022
なぜゼレンスキー大統領が軍服を着用しているのかについては以下の理由が考えられます。
・有事の事態に備えるため
・大統領とはいえ国民と同じ立場を象徴
大統領とはいえ、国民が戦っているということに寄り添い自身も戦地で同じように戦うという意思表示なのではないかと考えられます。リーダーとして安全な場所から指示を出すのではなく、国民と同じ立場で戦うというリーダー像だとされています。
自身も軍服を着て最後まで現場に残り戦うゼレンスキー氏と身の安全が確保された執務室で命令を出すプーチン氏。
— 小林きんたま (@kobakin_jp) February 26, 2022
前にどこかで読んだ″リーダー″と″ボス″の違いをリアルタイムで見せつけられてる気がする。 pic.twitter.com/PtT96DgvvC
一部ではわざわざ軍服を着るのは演出なのではないかと言われています。
国民の賛同を得るための演出の可能性もあると噂はされているようですが、現在のウクライナの状況からするとその可能性は薄いと考えられます。いずれにしてもこのような戦争が早く終わってほしいと願うばかりです。
まとめ
ウクライナのゼレンスキー大統領がラフな私服姿でメディアにて演説していることについてTシャツやパーカー姿なのはなぜなのか理由について調査しました。
カーキ色のTシャツやパーカーはラフな私服ではなくウクライナ軍の略式軍服であることがわかりました。
大統領とはいえ、国民に寄り添い有事に備えて戦地にいつでも向かえるようにしているのではないかとされています。
安全なところで指揮をとるリーダーではなく、現地で指揮をとるリーダー像であることが国民に寄り添ったリーダーとして考えられています。
いずれにしても戦争については一刻も早く終わりをむかえ、平和な日常が戻ることを祈るばかりです。
最後までご覧くださりありがとうございました。