パトリツィアレッジアーニ(グッチ)娘の現在は?子供とは縁切り疎遠!

レディーガガ主演の話題の映画「HOUSE OF GUCCI(ハウスオブグッチ)」が大ヒットしていますね。悪女と呼ばれたパトリツィアレッジアーニ(パトリツィアグッチ)を演じるガガが大変ハマり役となっていました。

グッチ一族の光と闇を描くこの作品は実話に基づいてストーリー展開されているのは周知されています。
グッズというブランドは知っていてもこのようなストーリーが実際に起きていたというのは知らなかったですよね。

映画を見た方も特集番組を見た方も気になるのはパトリツィアとマウリツィオの子供の存在ではないでしょうか。
パトリツィアとマウリツィオの間には2人の娘が誕生しています。

この娘二人はどうなったのか、現在どのように暮らしているのか心配になりましたよね。
そして母親パトリツィアとの関係についてはどうなったのかも気になるところかと思います。

今回はパトリツィアとマウリツィオの2人の娘について深堀していきたいと思います。

目次

パトリツィアの娘アレッサンドラとアレグラはどうなった?

パトリツィアとマウリツィオには2人の娘がいます。
1977年に誕生した長女はアレッサンドラ(Alessandra)、1981年に誕生した次女はアレグラ(Allegra)という名前です。

写真右がアレッサンドラ、左がアレグラです。

パトリツィアがマウリツィオを殺害した時、アレッサンドラは18歳、アレグラは14歳でした。
離婚していたとはいえ、まだまだ子供のころに父親が無くなってしまうとは、なんともショックだったのではないでしょうか。

父親の死から、パトリツィアの有罪判決がわかる約2年、彼女たちは母親と一緒に住んでいました

1997年に逮捕に至った時、2人はそれぞれ20歳と16歳。
2人には父親の財産の管理権を与えられたそうです。

アレッサンドラとアレグラは2004年に母親の事件で再審を訴え、「母親は1992年に脳腫瘍を切除する手術を受けた後、精神状態が悪く、殺人事件の時期は正常な状態ではなかった」と主張しました。

更に、アレグラは母親を助けるために法律の勉強までしたそうです。
このような所から、当時アレッサンドラとアレグラはかなり母親の味方だったことがうかがえますね。

しかしながらその後、父親であるマウリツィオの財産や母親の離婚違約金等の金銭的なトラブルから母親と娘たちの法的な争いがはじまってしますのです…。この件については次章で詳しく紹介します。

そして彼女たちの気になる現在の様子ですが、結婚し子供もいて、スイスに住んでいるそうです。
どちらも世間の目から離れ、平和に静かに暮らしています。

SNSのアカウントなどもなく、現在の様子が詳しくわかるものはなかったのですが、家庭を持って平和に生活されているのがわかって安心しましたね。

大変な時期を経験されたお2人には、どうか幸せな生活を送って欲しいですね!

母親パトリツィアと娘の裁判とは

2004年には、母親の再審を訴えるなど、かなり母親側についていたイメージですが、
どうやらその後状況が変わり、法廷闘争にまで発展してしまったそうです。

法的に争うきっかけになったのは母親が父親のマウリツィオに支払うことを約束していた離婚違約金でした。
パトリツィアは釈放された1年後にグッチ社から離婚違約金を支払ってもらうことになりました。
なんとその金額は日本円にすると年間約1億2300万円相当にもなります。

父親なきグッチ社が、結果的にそれを払うのは父親の財産権を持っていた相続人である2人娘になったというわけです。

更には離婚違約金だけでなく、裁判所から彼女の刑務所滞在に対する延滞費の支払いをも求められたそうです。
その額なんと日本円にして約22億円相当になるといいます。

もちろんこちらの支払いも父親の財産権を持つアレッサンドラ・グッチとアレーグラ・グッチであると定められたのです。

母親によって人生が狂わされたといっても過言でないと思いますが、その後金銭面でもトラブルになったようですね。

娘2人は、裁判所からの決定に異議を唱えましたが、最高裁判所は、
父親の財産権を持っている娘たちが母親に離婚違約金を支払わなければならないと判決を下しました。

その理由として「離婚後、当事者同士(パトリツィアとマウリツィオ)の願望を互いに受け入れ、疑いの余地がない話し合いが充分になされた結果の締結(離婚違約金)であったと見てとれる。債務者が死亡した場合もそれ自体は保護されている」
と最高裁判所は発表したそうです。

もちろん2人は、父親を殺した犯人になぜ払わなければいけないのだと反論しましたが、何も起こらなかったそうです。
元夫を殺した母親に、娘たちは全く勝ち目がなかったという結果になりました。

どこまでお金への執着が強いかたなのでしょうか。

パトリツィアと娘の現在の関係性

もうここまでくると、予想がつきますが、現在のパトリツィアと娘達の関係は良くないそうです。
良くないというよりか、縁を断ち切っています。

パトリツィアは2人の子供である孫にも会っていないそうです。
娘2人に完全に拒否されているといいます。無理もないですが完全な絶縁状態ということですね。

しかし、母親であるパトリツィアは娘たちのことはいまだ大切に思っているようです。

自分の半生を描いた実話の犯罪ストーリーを映画化した「HOUSE OF GUCCI(ハウスオブグッチ)」が公開されることについてのインタビュー時に次のように話しています。

「映画化について、私は良い気分ではないし嬉しくもない。まず、私には娘が2人いる。彼女たちの父親についてを触れられる事によって彼女たちが傷つき支障が生じるようであれば、映画化については絶対に喜んで賛同はできない。

この発言から、娘たちの事を心配し大切に思っているのだな、という事は確認できました。
残念ながら、母から子への一方的な気持ちのようですが…

パトリツィアの現在については別記事でまとめていますのであわせてお読みください。

まとめ

今回は、「HOUSE OF GUCCI(ハウスオブグッチ)」では深く掘られていない、娘たちのその後という観点でしたがいかがでしたでしょうか。

事件後、一時は母親を擁護する姿勢をとった2人ですが、その後金銭のトラブルで絶縁状態になってしまっているようです。

自分の親が殺害事件を起こし、しかもその相手は父親という想像できない状況を味わったお2人。
さぞ苦しく、悲しく大変な人生だったのではないでしょうか。

現在は、2人揃ってスイスで、新しいご家族と幸せに暮らしているという事なので、
どうか今後平穏な生活が続くことを願います。

最後までご覧くださりありがとうございました。

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