昨年の滝沢秀明氏を皮切りに、ジャニーズのマネジメントの雲行きが怪しいですよね。
King & Princeの平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人、元V6の三宅健が対処予定を文集にスクープされるなど、ファンの間では衝撃が走っています。
その原因はやはり事務所内部の派閥争いが関係しているのでしょうか。
そこで今回は、脱退が噂されている2人の現状と、ジャニーズ退所者が増える5つの原因を調べてみました。
キスマイから2人が脱退!?
ジャニーズ事務所からの脱退は珍しくありませんが、国民的アイドルであったSMAPの解散からジャニーズでは脱退者が増えているように思えますよね。
1月26日に結婚を発表した横尾渉も退所が噂されている1人。
現在は『プレバト!!』(TBS系)で評価を受けた俳句の仕事を伸ばそうとしていたり、〝ペット介護士〟の資格も取るなど、独自路線を模索中です。こうなると、正直ジャニーズ事務所にいるメリットは少ないでしょうから、独立の噂が絶えないんです」(スポーツ紙記者)
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名前:横尾渉(よこおわたる)
愛称:ワッター、師匠
誕生日:1986年5月16日
年齢:36歳
血液型:A型
身長:177cm
出身地:神奈川県
職業:日本の俳優、歌手、タレント、俳人
ジャンル:テレビドラマ、バラエティ番組
配偶者:あり
所属事務所:ジャニーズ事務所
(※出典:wikipedia)
もう1人のメンバーは宮田俊哉です。
「宮田も、自分が好きなアニメを中心とした仕事にシフトしています。個人で出演する番組もアニメ関連が多く、ジャニーズでは珍しくニコニコ生放送でレギュラー番組を持つなど、配信にも力を入れている。ところが、ジャニーズは推しているSnow Manの佐久間大介にアニメ仕事を回す傾向があり、宮田は危機感を募らせている。自分で取るアニメ仕事も多い宮田は、事務所に居続ける意味が薄れ、アニメ関係者からも『独立したほうがいい』とアドバイスを受けているそうです」
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名前:宮田俊哉(みやたとしや)
愛称:ワッター、師匠
誕生日:1988年9月14日
年齢:34歳
血液型:A型
身長:172cm
出身地:神奈川県
職業:日本の俳優、歌手、タレント、俳人
ジャンル:テレビドラマ、舞台
所属事務所:ジャニーズ事務所
(※出典:wikipedia)
横尾と宮田は、2021年9月頃に自身を代表とする会社を設立しているようです。
ジャニーズ事務所としては、木村拓哉や東山紀之といった大御所を除いて、原則的に個人会社の設立は認めていません。
過去には、元KAT-TUNの田中聖が副業でバーなどを経営し、個人会社を作ろうとしてトラブルになっています。
しかしそれを容認しているのも退所を見越した動きではないかという見方もありますよね。
ジャニーズ事務所の後継者問題、現状は?
事務所の社長であるジャニー喜多川氏の死後、度々後継者問題が取りざたされるようになりましたよね。
ジャニー氏は、自身の後継者として、実子のジュリー喜多川氏を指名していたようです。
しかし、ジュリー氏は芸能界での活動経験がなく、また、父親と同様にマスメディアにはほとんど露出しないことで知られていました。
そのため、ジャニー氏の後継者としては不安視されることがありました。
その後、ジャニーズ事務所は、ジャニー氏の死後、企業グループの代表取締役社長であった藤島ジュリー景子氏が、新たに代表取締役社長に就任しました。
藤島氏は、ジャニー氏と親交があり、ジャニーズ事務所に携わってきた人物であり、多くのファンからはジャニー氏の後継者として期待されていました。
しかし、ジャニー喜多川氏の死後、若手の育成に力を入れていた滝沢秀明さんが、突如ジャニーズを辞めてしまうなど、
藤島氏はジャニーズ事務所をうまく一つにまとめられていないのだろうと察することができます。
なぜタレントの“独立”を促すのか?
現在、事務所は所属タレントを管理しきれない状況に陥っているようです。
今後は、中居正広やTOKIOのように〝実質子会社〟で独立を容認する方針にしていくのではないかとも噂されています。
このやり方を進めれば、マネジャーなどの人件費やその他経費を抑えられる上、売り上げの一部だけを回収することができるというメリットがあります。
さらに、
「万が一、元KAT-TUNの田中聖被告や田口淳之介のような事件を起こされてもジャニーズ本体は傷付かない。横尾のような仕事のないタレントも体よくお払い箱にできるため、事務所にとってはメリットも大きいのです」
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真相は定かではありませんが、もしかすると内部の分裂は、1つの戦略と見ることもできますよね。
ジャニーズ退所者が増える5つの理由!
① デビュー後の自由度の制限
ジャニーズ事務所は、デビューしたアーティストに対して厳しい規則を課しています。
例えば、SNSの利用が制限されたり、個人的な活動や恋愛についても制限があるため、デビュー後に自分自身を表現したいという思いが強くなり、退所する人が増えていると考えられますよね。
② デビュー後の扱いの差
ジャニーズ事務所は、人気グループに対しては多大なサポートを行い、そのグループのメンバーに注目が集まることが多いです。
しかし、その一方で、中堅グループや個人アーティストにはあまり力を入れず、扱いの差があると言われています。
そのため、デビュー後に扱いに不満を感じ、退所する人もいると考えられます。
③芸能活動以外の活動への挑戦
ジャニーズ事務所に所属しているアーティストは、芸能活動に専念することが求められます。
しかし、一部のアーティストは、音楽以外の分野にも興味を持ち、それを追求するために退所するケースがあります。
例えば、俳優やモデル、YouTuberなどです。
特に、今は個人で発信ができる時代。
SNSが普及している現在、自分の力を試したくなるのは当たり前のこと。
その決断が、昔と比べて遥かに早くなっているのではないでしょうか。
④ 収益が上がる
もちろん独立をすれば、事務所へ支払うマージンもなくなるため収入は上がるでしょう。
また自分で仕事を選べるというメリットもありますよね。
⑤ 世代の変化
ジャニーズ事務所は、長年にわたって多くのアーティストを輩出してきましたが、最近では若者の音楽の嗜好が変化し、ジャニーズの音楽に対する需要が減少している傾向があるのかもしれません。
そのため、若手アーティストがデビューできなかったり、活躍の場が限られることがあり、退所する人が増えていると考えられます。
まとめ
今回は、ジャニーズ脱退が噂されているキスマイ2人の現状と、退社が増加している5つの理由をまとめてみました。
ジャニーズ事務所からの退社が増加している理由としては、個人の意見や色々な要因がありますが、今後もジャニーズ事務所からの退社が増加していく可能性があります。
しかし、一方でジャニーズ事務所は長年の実績や人気を誇っており、今後も多くのアーティストたちが所属する場所としての地位は揺るぎないものになると思います。
今後もジャニーズの動向には目が離せませんね。