タウンワークのCMで芦田愛菜さんと木村拓哉さんとの掛け合いがシュールでコミカルなやりとりで面白いと話題になっていますね。タウンワークを知らない木村拓哉さんに芦田愛菜さんがタウンワークの魅力を伝えていくというベースでいろんなパターンが放送されています。
タウンワークのコマーシャルで芦田愛菜さんのセリフである「言うなれば…いとおかし」一体どういう意味なのでしょうか。
タウンワークのCM芦田愛菜はなんて言ってる?
現在放送されているタウンワークのCMではイカダに芦田愛菜さんと木村拓哉さんが乗っているシーンからスタートします。
木村拓哉さんに「愛菜ちゃんさっきから何を見てるの」と聞かれ、タウンワークを見ている芦田愛菜さんは「見てるだけでも面白い」「言うなれば… いとおかし」と言うのを、木村拓哉さんが「いとおかし? 」と驚いて聞き返しています。
芦田愛菜さんのセリフである「いとおかし」とはどんな意味なのでしょうか。
芦田愛菜さんのセリフは「いとおかし」
タウンワークCM芦田愛菜のセリフ「いとおかし」とは?
木村拓哉さんも聞き返している「いとおかし」とはどんな意味なのでしょうか。
どんなシーンで使われる言葉なのかも含めて調査していきたいと思います。
いとおかしの表記方法
いとおかしの本来の表記方法は「いとをかし」と表します。
これは歴史的仮名遣いと呼ばれています。
平安時代の書物に多く残されているのが歴史的仮名遣いです。
「いとをかし」という表現は清少納言が書いた枕草子にたくさんでてくる表現なのです。
たとえば「思い出」を歴史的仮名遣いで表すと「思ひ出」となります。
現在私たちが普段使っているのは現代的仮名遣いです。
平安時代に使われていた古文での表記方法として歴史的仮名遣いが用いられています。
「を」「ゐ」などは特に歴史的仮名遣いで使われる表記ですね。
いとおかしの意味
いとおかしの意味は大きく分けて5つの意味があります。
- 面白い
- 素晴らしい
- 綺麗
- 可愛い
- 興味深い
古文や歴史の教科書では「趣(おもむき)がある」とう意味とされていますが、おもむきがあるってどういうこと?ってなりますよね。
使うシーンによって意味がかわりますがポジティブな意味にかわりはありません。
称賛し褒め称えているという意味になります。
いとおかしはどんなシーンで使われる?
いとおかしは使うシーンによってとらえかたの意味が若干かわりますが、現代人でいう「すごい」「やばい」と同じような使い方だったのではないかとされています。
平安時代に流行っていた書物といえば紫式部の「源氏物語」、清少納言の「枕草子」です。
どちらもいとおかし(いとをかし)という言葉が頻繁に出てきます。
現代人が「すごい」「やばい」と表現するのと同じように平安時代では「いとおかし」と表現することが多かったことがわかります。
いとおかしは現代語で言う「やばい」で使われていた
つまり芦田愛菜さんのCMでタウンワークのことをいとおかしと表現していたので、タウンワークはやばいよ面白いよっていう表現ということですね。
IQの高い芦田愛菜さんがこの言葉をつかうことによってさらに言葉に深みがでてくるような感じもしますね。
まとめ
タウンワークのCMで芦田愛菜さんのセリフは「いとおかし」と言っています。
このいとおかしは平安時代に使われていた古語で歴史的仮名遣いだと「いとをかし」と表記します。
平安時代の紫式部や清少納言が書物に残されているように素晴らしい、面白い。素敵なことに関して「いとおかし」と表現していたことがわかります。
現代人でいう「すごい」「やばい」という言葉と同じように使われていたのではないかとされています。
いとおかし、明日から普段使いしてみてもいいかもしれません(笑)
最後までご覧くださりありがとうございました。