北京はなぜBEIJING(ベイジン)?ペキンと読み方や発音の違い

2022北京で開催されている冬季オリンピックが盛り上がっていますね。
皆さんは北京と書いてどう読んでいますか?「ペキン(PEKING)」と発音する方がほとんどではないでしょうか。
しかしながらオリンピックの会場には「BEIJING」(ベイジン)と表記されているんです。
ペキンなの?ベイジンなの?どっちなのと思われたのではないでしょうか。

実は北京を「ペキン」と発音しているのは日本人だけで、世界各国では「ベイジン」と発音されているのです。

なぜなのかとても気になりますよね。なぜこのような違いが生まれているのかについて調査してみました。

目次

17世紀清朝貴族の発音はPEKING(ペキン)だった

中国の歴史が少し関わってくるのですが、清朝時代に使われていた言葉では「PEIKING(ペキン)」という発音であったと言われています。

当時ヨーロッパ(欧州)からキリスト教の伝道のために宣教師たちが中国に派遣されていました。
その宣教師らの書物には北京という発音をPEIKINGと記されているものがあるんです。

また、当時のヨーロッパとの貿易として使われていたのは広東にある広州であり、そこでの方言として北京はPEIKINGと発音されていたとされています。

ヨーロッパにあるオランダは日本との交流も多く、オランダから日本にPEIKINGと発音することが伝来されたのではないかと言われています。

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標準語(マンダリン)ではベイジン

ご存知の方も多いかと思いますが中国語にはたくさんの種類があります。
北京語、広東語、普通話…と同じ中国語だとしても発音が微妙に違っているのです。

日本でいう博多弁や大阪弁といった「方言」のような感じです。

ヨーロッパに伝わった北京をPEIKINGと発音するというのは方言の発音だったのです。

昔の中国語の発音がPEIKINGで、ヨーロッパに伝わり、日本にもその発音で定着していたんですね。

しかしながら中国の歴史が移り変わることによって言葉にも変化が生まれ、PEIKINGという発音はしなくなり、BEIJINGと発音することに変遷していったのです。

公用語の変遷

清朝:官話
中華民国:国語
中華人民共和国:普通話

もともとPEIKINGが方言だったのと、歴史的に発音の仕方にも変化があり現在はBEIJINとなったのです。

そして世界的にもBEIJINGと発音するのがスタンダードになりました。

PEIKING(ペキン)と発音するのは日本だけ

実は中国で北京のことをPEIKING(ペキン)と発音すると全く通用しません。
中国で北京はBEIJINなのです。

これは前述したとおり、昔はPEIKINGと発音していましたが方言由来であったことと歴史的に発音方法が変わっていったという背景から標準語としてBEIJINと発音することが定着したからです。

しかしながら、ヨーロッパを介して北京をPEIKINGと発音することが伝来して以来、日本で北京はずっとPEIKINGなのです。

したがって、北京をPEIKINGと発音して通用するのは日本国内だけとなりますのでご注意くださいね。

まとめ

北京の発音方法についてPEIKINGとBEIJINとの違いについて深堀していきました。
中国ではるか昔にはPEIKINGと発音しており、ヨーロッパでも同様に発音され日本に伝来したとされています。

しかしながら中国の歴史のうつりかわりとともに発音方法にも変化がうまれていきます。
その変遷のなかで北京はBEIJINと発音するようになったのです。

現在では国際的に北京はBEIJINと発音することが定着していて、昔の発音のままをキープしているのが日本だけということです。したがって北京をPEIKINGと発音するのは日本でしか通用しないんです。

いつの日か日本でも北京をBEIJINと発音する日がやってくるのでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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