NiziUの新曲Chopstick(チョップスティック)が2021年11月11日に発売されましたね。
いつも可愛らしくてPOPな楽曲とダンスで楽しませてくれるNiziUですが今回の楽曲はどこか聞いたことのあるようなイントロですよね。
クラシック音楽のようなイントロでピアノの演奏で…聞いたことあるのに思い出せなくてモヤモヤしましたよね。
似ている曲を知っているような気がすると感じていましたよね。
実はこのNiziUの新曲Chopstick(チョップスティック)はピアノ曲であるThe Celebrated Chop Waltzをアレンジしたものなのです。
幼いころ誰しもが弾いたり聞いたことのある曲なのではないかと思います。
おかあさんといっしょでも流れていた曲でもあるので原曲や元ネタについて深堀していきたいと思います。
NiziUの新曲Chopstick(チョップスティック)はパクり?
ChopstickはNiziUが1stアルバム『U』からの先行シングルとして2021年11月11日リリースした楽曲です。
和訳するとChopstickは箸という意味で、発売日も11月11日と箸の日のような日にリリースしているのがにくいですよね。
MVで披露されているように、イントロのフレーズがどこか聞いたことのあるような曲になっていますよね。
指2本で弾いているのも気になります。
そして全体的にこのフレーズを軸に展開されているキャッチーな楽曲となっています。
歌詞も箸のようにペアでなければダメというイメージで2人で一緒にというメッセージが込められていますよね。

Chopstick(チョップスティック)元ネタはThe Celebrated Chop Waltzというピアノ練習曲
聞いたことのあるフレーズが巡らせてある楽曲なのでパクりなのではないかと騒がれていますが、パクりという表現ではなく、オマージュやインスピレーションという表現のほうがふさわしいかと思います。
元ネタ(原曲)はピアノ練習曲であるThe Celebrated Chop Waltzという曲で通称Chopsticks(チョップスティックス)という曲なのです。
メロディーラインは知っていても曲名までご存知な方は少ないのではないでしょうか。

2本の指で弾ける(お箸で弾ける)ピアノのワルツ曲ということでChopsticks(チョップスティックス)と呼ばれている楽曲です。
ピアノを習っていた方ならバイエルに掲載されていた楽曲なので弾いたことがありますよね。
この楽曲はユーフェミア・アレンが1877年に作曲したものなのです。
100年以上前の楽曲なのが驚きですよね。
この楽曲にインスピレーションを受けてアレンジしたのが今回のNiziUの楽曲となっているんですね。
原曲が素敵なのはもちろんですがアレンジされて現代風にポップでキャッチーな楽曲になっているのでJYParkさんさすがだと思いましたよね。
1877年という150年くらい昔の楽曲が2021年にPOPにアレンジされるなんで絶対想像できなかったですよね。
ユーフェミア・アレン(1861〜1949)
— 斉藤一博 (@fns124) December 21, 2021
1877年に「The Celebrated Chop Waltz」または「Chopsticks」として知られている曲を作曲した。#Chopsticks #ユーフェミア・アレン #ピアノ曲 #ピアノ練習曲 pic.twitter.com/waxhoy6R3h
NHKおかあさんといっしょやみんなのうたではトトトの歌として親しまれていた
ユーフェミア・アレンさんが作曲した「チョップスティックス(Chopsticks)」というピアノ曲ですが、子供向けのNHK番組であるおかあさんといっしょ(おかいつ)やみんなのうたでもアレンジされて放送されていたんです。
曲名は「トトトの歌」として親しまれていたんです。
トトト♪と歌うメロディーラインが可愛らしいですよね。真似したくなります。
原曲が同じでも歌詞やアレンジでずいぶん印象が変わりますよね。
トトトのうたとして1966年2月~3月にみんなのうたで放送されていたようです。
作詞は阪田寛夫さん、編曲は前田憲男さんが担当されていました。
阪田寛夫さんは「ねこふんじゃった」と和訳して作詞された方としても有名です。
おかあさんといっしょで放送されたのは2016年頃になります。
1966年に放送されていた楽曲なので懐かしいと感じられていた親御さんもいらっしゃいますよね。
日本人になじみのあるメロディーなので何度も聴きたくなる仕組みになっているのですね。
まとめ
NiziUの新曲Chopstick(チョップスティック)の原曲について深堀して調査しました。
元ネタとなっているのは1877年にユーフェミア・アレンさんが作曲した「The Celebrated Chop Waltz」通称「Chopsticks」です。
ピアノの練習曲として誰しもが弾いたことのある楽曲なんです。
アレンジされたのは今回が初めてではなく、1966年にNHKみんなのうたで日本語歌詞がつけられ「トトトの歌」として放送されています。そして2016年におかあさんといっしょでも「トトトの歌」は歌われていました。
なじみのあるメロディーなので耳にのこりやすく、現代風にノリノリにアレンジされていて素敵ですよね。
最後までご覧いただきありがとうございました。