Netflix呪詛がトラウマ級の怖さがあると話題になってますね。
早速見ましたが、最初からぞわぞわ来ました!!
恐怖しか感じない仕掛けが次から次へと繰り出されてくるので、ずっとドキドキしっぱなしでした!
Netflix呪詛は、2022年3月台湾で公開されると、史上最も高い興行収入を樹立したそうです。
やはり、台湾でも高い評価を受けているのですね。
でも、呪詛を見て、すんなりと理解できましたか?
私には???というところがあったので、調べてみました!
ネットフィリックスの呪詛が怖いって評判!!
不気味なお経や呪文が出てくるんだよね。
ラストも怖いんだけど、ちょっとよくわからない。
- Netflix呪詛の結末についての考察
- ラストシーンのお経に隠された秘密
Netflix呪詛の結末が意味不明と話題
予告編だけでおなか一杯になるほど怖いですね。
簡単にあらすじを説明します♪
6年前、恐ろしいタブーを破り、呪いを受けたリー・ルオナン。その時おなかにいた子供も呪いを受けます。
子供を里子に出しますが、6年後に一緒に暮らし始めます。
しかし、その子に本当の名前を教えたとたん怪奇現象が起こり始め、ルオナンは必至に呪いからわが子を守ろうとします。
「恐ろしいタブーを破った」というフレーズを読むだけで、どれだけの呪いがかかったのか想像しちゃいます。
でも、映画を想像を超えてきます・・・
この先はすでに「呪詛」見たよ~という人向けです。
ネタバレが入っていますので、まだ見てない方は先にぜひNetflixで「呪詛」をご覧ください。
「呪詛」のラストシーンは恐怖!の一言に尽きます。
わけのわからないお経が出てくるし、ルナオンは体中にお経を書いているから助かると思ったのに祭壇に顔を打ち付けるし、叫び声のような悲鳴のようなものがきこえてくるし・・
よくわからないけど、怖い!!といった感想が多いと思います。
この疑問点についてはのちほど考察しますね。
呪詛を見た人達からSNSでこのような声が上がってました。
呪詛見た この怖さは「あれ…この映画最後まで視聴して大丈夫なやつ…?」的な不安を掻き立てる怖さだった
予告の何十倍も怖かった。初っ端からかっ飛ばしてくるので全然休ませてくれなくて最高。 観ているこちら側に語りかけ巻き込んでくる手法が恐怖を倍増させてくる。最後は声も出なかった。 久しぶりにここまで全力で怖がらせてくる映画を観れたのでよかった。 火佛修一心薩嘸哞
“見てはいけない映画”だと思う。 生半可な気持ちで見ると後悔する。 こんなに邪悪な映画なのに、なんでプリキュア映画みたいな参加型なんだよ…とちょっと笑ってしまうわけですが、最後の最後、それが笑えなくなる。 怖いとかそんな次元を超越して、世界の見え方を変えかねない映画です。
そう、本当に覚悟してみなきゃいけない映画なんです。ホラーは平気でもカエルと虫が苦手な人は覚悟が必要です。
ラストシーンのお経の意味は?
ラスト近く、ルナオンが禁じられた地下道にはいり、みんなに「私と一緒に心の中で呪文を唱えてほしい」というシーンがありましたね。
「今から雲南の和尚の翻訳を聞いてみよう」と映し出された
黒い背景
白い文字
赤い文字
が中央に次々に現れ、お経が流れるシーンです。
Fans of horror, there’s a terrifying little gem buried on @netflix called INCANTATION (dir. @directorkevinko). Highly recommended! pic.twitter.com/vvmnmPsX8l
— Justin Khoo (@juskhoo) July 26, 2022
異様でした。
赤い文字のお経について
唱えているのは「火佛修一心薩嘸哞」(ホーホッシオンイーシーセンウーマ)でしたが、赤い文字は違ってます。
一体何が書いてあるんだろう?と疑問に思いませんでしたか?
調べた結果、訳してくださった方を見つけました!!
【日本語訳(超絶意訳)】
遠い昔、閩南(びんなん)地方に、古代密教があり、彼らは邪悪な呪文を使っていた。『大黒佛母』と呼ばれる呪いの神を崇拝していた。
彼らは小さな子供の体から切り取った肉を、佛母の供物としてささげた。
この神は害を与える神であった。佛母をコントロールすることができなくなると、佛母は信者たちに呪いをかける。
そこで彼らは佛母を封印し、その呪いを転移させる邪悪な術を行った。
そう、それは自分たちの保身のために行ったことであった。※閩南(びんなん)地方(台湾から近い中国本土の福建省の南部を指す言葉らしいです)
引用:https://note.com/tommy53/n/n5afd7df8ad0e
ホーホッシオンイーシーセンウーマの意味
アードンの先祖は邪神を崇拝したために先祖代々大きな業障を受け継いでいるので、
呪いを拡散し、自分たちが禍から逃れるためにこの呪文で祈る必要があるそうです。
ルナオンが私たちにずっと「祈って」と頼んでいるあの呪文の意味を雲南に住む和尚は教えてくれました。
ホーホッシオンイーシーセンウーマは「禍福倚伏 死生有命」がなまった発音であり、
自らの名前をささげて共に呪いを受ける。
この符号は仏母の呪いを他人に分ける。呪いを受ける人が多いほど、その影響力は弱まる。
「禍福倚伏 死生有命」とはどのような意味があるのでしょう?
禍福倚伏
福の中に禍が潜み、禍の中に福が潜むように、災いと幸せは順繰りにおとずれるものだということ
死生有命
人が生まれたり死んだりすることは、天命によって定められたものであり、どうすることもできないということ
幸福や禍といった運命は決められていて自分たちでは変えることができないということですね。
呪いを受けるのも運命として避けることができないということでしょうか。
Netflix呪詛の結末について考察
Netflix呪詛のラストシーンは
・ルナオンが祭壇に顔を打ち付ける音
・見ている人達の悲鳴
・お経の音
が交じり合う異様な光景でした。
そこから一転し、健康になったドゥオドゥオが映し出されます。
ルナオンは体中にお経を書いていたのになぜ、自ら祭壇に顔を打ち付けていたのでしょう。
アードンの親戚は呪いを避けるために体中にお経を書いてましたよね。
ルナオンは大黒仏母の顔を見てしまったために、自らの顔をつぶしてしまったのです。
目隠しもしていたのに効きませんでした。
それは大黒仏母の力を強化することに手を貸したのが禍となったのです。
大黒仏母の天井絵を覚えてますか?
顔から血のようなものが滴っていて、気味が悪かったですよね。
呪いを受けた人は大黒仏母の姿になって亡くなっているようです。
大黒仏母は邪魔なルナオンを排し、ドゥオドゥオを手に入れたのだと思います。
皮肉ですね、娘を呪いから遠ざけようとしたのに大黒仏母の思い通りになってしまいました。
そして私達視聴者はルナオンの罠にはまり、大黒仏母の呪いを受けてしまったのです。
聞こえてくる悲鳴は恐怖と絶望の声です。
健康になったドゥオドゥオが呟いてます。
おうちってお城から遠いね。
バスに乗っていきたいけど、お城にいくバスがないの。
お城が泡になってきえちゃったからね。
ドゥオドゥオの頭のそばに髪の毛が映っていることに気がつきましたか?
ぞっとしました。怖かった~
あの髪の毛はきっと大黒仏母のものではないかと思われます。
お城というのは大黒仏母が封印されていた地下道を指しているのかもしれません。
そして現在、呪詛の続編の制作が決まったそうです。
ポスターからもドゥオドゥオが主人公ということが推察されます。
台湾の呪術ホラー『呪詛』続編の製作が決定!!禍々しいポスタービジュアルも公式Facebookで公開に。ウサギのぬいぐるみを持つドゥオードゥオーの周りには外向きに置かれた仏像の数々。お札のようなものも散りばめられ、強大な呪いからの魔除けに見えるが…🙏『呪詛』が三部作になる構想も発表された。 pic.twitter.com/sIml72TKil
— ホラー映画取締役 (@torishimaru) July 13, 2022
まとめ
Netflix呪詛は実際に自分が呪われてしまったかのように感じられるほど、リアルな恐怖を感じる映画でした。
「火佛修一心薩嘸哞」(ホーホッシオンイーシーセンウーマ)という呪文は「運命は変えられない」という意味でしたが、
映画の中では何度となく「現実世界の結果は観る者の意志によって形作ることができる」というメッセージが現れます。
運命は変えられないと言っておきながら、みる者の意志によって変わるというのは矛盾していると思いませんか?
この映画は3部作の予定という話も出ているようです。
一作目では運命には抗えなかったのですが、2作目、3作目では大黒仏母に打ち勝つかもしれないという期待が持てますね。
次作が楽しみです♪
最後までお読みいただきありがとうございます。