ゲスの極み乙女が改名した理由は?丸(句読点)を取って消した意味を調査

2022 6/22

2022年6月22日 2022年6月22日

今年結成10周年を迎えた「ゲスの極み乙女。」（略称：ゲス乙女、ゲス極など）が、6/18の幕張メッセ幕張イベントホールで結成10周年記念ライブ『解体』で、改名することを発表しました。
ライブ後には、公式Twitterでも発表しています。

改名後の名前は「ゲスの極み乙女」です。

ん？どこが変わったの？と思われた方もいるのではないでしょうか。

よくご覧ください。

バンド名の最後にあった、丸（句読点）「。」が無くなりました！

ネットでは、改名についてさまざまな声があがっていたので、気になった方もいるのではないでしょうか。

今回は、「ゲスの極み乙女」が改名した理由やネットでの反応をまとめてみました。

ゲスの極み乙女。が改名

「ゲスの極み乙女。」は、2012年5月に結成された、川谷絵音（Vo/Gt）、休日課長（Ba）、ちゃんMARI（Key）、ほな・いこか（Dr）の4人組（男性2人女性2人）バンドです。

2015年の「私以外私じゃないの」「ロマンスがありあまる」は、どちらもCMに起用され、大ヒットしました。

その後、「ゲスの極み乙女。」は、週刊文春（不倫報道）や週刊女性（未成年との飲酒事件）の報道を受け、一時活動を自粛します。

活動再開の際には、「アルバム発売の宣伝なのでは」などの報道もあったので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

今年結成10周年を迎えた彼らは、6/18の記念ライブ『解体』で、「ゲスの極み乙女。」→「ゲスの極み乙女」への改名を発表し、名前の最後の丸（句読点）「。」を取りました。

そこには、どんな意味があるのでしょうか。

【改名します！！！！】

ゲスの極み乙女。は

ゲスの極み乙女

に改名しました！！

今後ともよろしくお願い致します！
#ゲスの極み乙女 pic.twitter.com/HOFdlQC8C7
— ゲスの極み乙女 (@gesu_otome) June 18, 2022

丸(句読点)を取った理由

「ゲスの極み乙女。」は、結成10周年を記念し、5月に初めてのベストアルバム『丸』を発売後、記念展『解体新書』や記念ライブ『解体』、ファンクラブ会員限定企画など、さまざまな記念イベントを開催しています。

キーワードは「解体」です。

6/18のライブでは、MCなしで20曲連続演奏し、曲がすすむにつれて、セットが徐々に解体され、最後にバンド名の「。」を取った演出後に、改名の発表がされたそうです。

川谷さんは、「解体」の意味について、以下のように話しています。

解体は悪い意味ではなく、解体して再構築するという意味があり、10周年の活動に丸をつけて、次に向かっていく感じ。これからリスタートするという意味での解体です。

「解体」には、記念イベントを通して、10年の活動を振り返り、一度「ゲスの極み乙女。」の活動に区切りをつけてまっさらな状態にすることを表現していると考えられます。

そして、丸（句読点）「。」を取った理由は、改名後の川谷さんの『これからもずっとバンドが続いていく』というツイートのように、『「ゲスの極み乙女」は終わらない、ここからまたはじまる』というある意味宣戦布告のような、メンバーの強い意志を表明したかったからではないでしょうか。

「ゲスの極み乙女。」から「。」を取るのは、終わりが来ないようにって意味があります。これからもずっとバンドが続いていくってことね。よろしく！！
— enon kawatani (@indigolaEnd) June 18, 2022

ずっと応援していたファンの方々にとっては、この上なくうれしいツイートでしたよね。

ネットの反応まとめ

ライブやTwitterでの発表後、ネットではさまざまな声があがっていたので、まとめてみました。

・めっちゃええ

・理由をきいてさすがと思った、おしゃれ

・少しでもゲス乙女の素晴らしさを知る機会が増えてほしい

・解散じゃなくてよかった

・これまでのアルバム『丸』やライブ『解体』の意味、伏線が回収された、天才！最高！

昨日は幸せな時間だったな🍀
最寄り駅に近づくにつれ、グッズを身に着けた人達が集結していく感じ…久しぶりで嬉しかった🥺💗仕事後で疲れてたけど、演奏中は吹っ飛んだ💨最高のセトリで、ゲスの極み乙女の歴史と共に色々と思い出したよね。20曲MC無し、次の日はさすがに起き上がるの辛かったョ https://t.co/v5LTEN9lwX
— みみぃ🐰🐰 (@mimidxqq) June 19, 2022

・「。」ないとなんだか寂しい、（名前が）しまらない

・（「。」があってもなくても）どっちでもいい

・まるっきり変わるのかと思ったが、「。」取っただけ。大して変わらない

この他に以下のような声もあがっていました。

・句読点を付けるのは個人的に2010年代初頭のサブカルな雰囲気を表してるので、改名は時代の流れを感じる

・「。」があるほうが名前としてはセンスがよく好きなので、改名理由を把握した上でも、いつか「ゲスの極み乙女。」に戻る日がくることを願っている

・「。」があったことさえ知らなかった