平野歩夢2回目点数の理由は?なぜ低得点ジャッジなのか採点基準を調査

北京冬季オリンピック2022スノーボードハーフパイプで平野歩夢さんが金メダルを獲得しましたね!

3回目の最終滑走で逆転勝利をおさめましたが、そのプレッシャーは底知れぬものだと思います。
メンタルの強さを証明してくれて、最後まであきらめない姿は感動を呼びましたね。

メダル獲得後のインタビューでは「2回目の点数に納得がいかなくて怒りの気持ちを表現した」というような発言をしていました。生中継で視聴されていた方も同じことを思ったはずです。

ノーミスで完璧に滑走したのにもかかわらず得点が低かったのが不思議でしたよね。
アジア人への人種差別があるのではないかと騒がれたほどです。

2本目の点数がなぜ低かったのか採点基準などを考えて調査していきたいと思います。

目次

平野歩夢2回目の点数の内訳は?

平野歩夢しかできない大技として「トリプルコーク1440」という技(トリック)があります。
縦に3回転横4回転をする大技は世界で平野歩夢さんしかできない大技なのです。
1回目の滑走ではドロップイン直後に披露しましたが終盤でミスをしてしまい高得点には至りませんでした。

続いて2回目、同じくドロップイン直後にトリプルコーク1440をメイクしてノーミスで完走したのです。

そしてくだされたジャッジの得点は91・75点でした。
2回目滑走時点で暫定トップのオーストラリア選手スコット・ジェームズに0・75点及ばずという得点だったのです。

得点の内訳は以下のとおりです。

・アメリカ89点
・スウェーデン96点
・フランス92点
・カナダ90点
・スイス90点
・日本95点

平野歩夢2回目の低得点ジャッジにアメリカの解説者がキレる

日本の実況でも「完璧!」とされていた2回目の滑走でしたが、まさかの低得点に視聴者も納得いっていなかったと思います。

日本の実況と解説者がキレてもいい雰囲気ではありましたがアメリカの解説者がリアルタイムに怒号を飛ばしていたのです。

「これまで何年もハーフパイプを見てきて、私はウィニングランがどんなものかを知っている。ジャッジは信用を失墜させた(Grenade their credibility)」

平野歩夢選手自身も「2回目のジャッジに納得がいかず怒りを最後に表現した」と答えています。
感情的にならず、メンタルも安定しながらトリックで魅せた平野選手最高にかっこいい瞬間でしたね。

平野歩夢2回目と3回目の違いは?比較動画

それでは2回目と3回目の滑りの違いはどこなのでしょうか。
比較動画を合わせて考えていきたいと思います。

明確に違うのは最高到達点という「高さ」だということが判明しています。

最高到達点が2回目は5.4mでしたが3回目は5.5mとわずかに違いがあります
そして3回目の高さのaverageは5mです。

確かに3回目のほうが完璧なのはわかりますが、それは平野歩夢の2回目と3回目を比べたらということであり、2回目の滑りは95点くらいあってもいいのではないかという意見が多くあがっていました。

スノーボードハーフパイプの採点システムはどのような内容なのでしょうか。

スノーボードハーフパイプの採点基準

スノーボードハーフパイプの採点基準ですが、フィギュアスケートと比較すると回転数などによって得点がアップするという明確な採点基準が設けられていないんです。

かつてフィギュアスケートの採点基準も明確ではなかったのですが、物議をかもし揉めたことによって技にすべて得点が固定されたのです。

6人の審査員が技でみるポイントは以下の4ポイントです

技の完成度
難易度
高さ
演技全体の多様性

この4つの視点から採点が行われ、審査員のなかで最高点と最低点をつけた2人をのぞいた4人の平均点が得点となるのです。

技の難易度、完成度、高さなどは数値値できるかとおもいますが「演技全体の多様性」というのはなかなか数値化しずらいポイントで、選手個々のスタイル、映え度がジャッジによって変わる内容となるんですね。

また、3回滑走して1番高得点の滑走が選手の得点になることから、高難度の技は3回目に出すという戦略を考えている選手もいるんですね。
序盤(1回目、2回目)で高得点をジャッジしてしまうと、その後に高難度の技が出てきたときに採点に困るという現象がおきるようです。

その視点から考えると2本目のジャッジは3本目の滑走採点に余地を残したジャッジになるとされているんです。
平たく言うと「平野歩夢ならもっとできるだろ!お前はこんなもんじゃないだろ!」と煽るジャッジだったのかなと考えられます。

実際に平野歩夢はその煽りジャッジに応えて最高の完璧なルーティンを魅せていましたね。
この流れがスポーツ観戦を盛り上げるという見ている側からのエンターテインメント要素ともいえます。

しかしながらフィギュアスケートのように基礎点、ミス別の細かな減点基準などの採点基準を設けてみんなが納得できるような結果にゆくゆくはなるといいのではないかと考えてしまいますね。

まとめ

北京オリンピックスノーボードハーフパイプ競技について平野歩夢選手の2回目の得点が低得点だったことについて考えてみました。

1回目と2回目の滑りを比べるとわずかに高さの違いはあるものの、4点以上の差があるようなことは無いと考えられます。
スノーボードハーフパイプの採点基準は実は明確ではなく、演目のスタイルや映えなど数値化できない内容でジャッジされることがあるんです。

また、3回滑走できるというシステムであることから1回目2回目で高得点のジャッジはでない(出さない)ことも考えられているのです。2回目のジャッジはもはや平野歩夢選手への煽りのジャッジだったのではないかと考えました。

その思惑通りに平野歩夢選手は低ジャッジに対する怒りを表現して見事に勝ち取りましたよね。
メンタルの強さがかっこよすぎて憧れます。本当にかっこよかったです。

これからも平野歩夢選手の活躍を応援していきたいと思います。

最後までご覧くださりありがとうございました。

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